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エミちゃんには、婚約者のふりをしてもらう事を了承してもらった。
そして榊原の方にも「婚約者候補」として招待状を送った。
他の人たちにはただのパーティーへの招待状。
もちろん榊原にも協力者がいる。
それはエミちゃんの兄の正孝。
彼は幼稚園からの友達だ。
正孝は「本当にいいのか?」と言うが、こんなチャンスは二度とない。
何を隠そう。
自分は「あの時から、エミちゃんの事が大好きで、ずーっと思っていたんだ」と伝えると。
「マジかよ」と呆れられた。
何人かと付き合ったけれど、彼女たちは「キミジマ」の名前に惚れていただけで、自分には関心がないようだった。
正孝とパートナーのケイトとエミの関係も改善したいと言うので、それも踏まえて実行に移す事にした。
パーティーであんな事になるとは思わなかったが。
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