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もしも、ヴァンパイアが人を襲ったら家族全員処分されるんだ
僕達には体内に居場所が特定できるものが埋め込まれている」
「処分って……?」
「殺されるんだよ容赦なく」
「っ……!」
桜は驚いて言葉を失った
「僕達はね、人間にはない力があるんだ
その力を維持するには血液が不可欠。その血液はとある団体から提供されている。
詳しくは言えないけど僕達にも弱点があってね……だから人を襲ったりはしないんだよ
でも、そろそろ限界を感じているんだ……
ねぇ、桜……ほんとに少しだけでいいんだ……
君が黙っていてくれたら誰にもバレないし、通報されることもない
僕を助けてもらえないかな……」
」
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