櫻の下で咲く想い
2/6
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
「この音なに?」 「ああ、ヒグラシ。セミだよ。もう夕方かねぇ」 「うん、夕焼けが見える。とっても綺麗!」 夕日に照らされた幻想的な
茜
(
あかね
)
色の雲が、目の前に広がっていた。 「ばあちゃんはセミの中でもヒグラシが一番好き。アブラゼミやミンミンゼミも夏らしくていいけど、静けさの中に聞こえるカナカナっていう鳴き声が、風情があって落ち着くんだよ」 祖母は聴覚で季節を感じる人だ。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
17人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
708(あなた 0)
スターギフトを贈る
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!