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あとがき
無事に完結しました……!
最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございます。
『再会』をテーマにした2作目、いかがでしたでしょうか。
美月がそうだったように、誰しも「こうだ」と信じ込んでしまうことってありますよね。人は自分が信じたい物を信じるという心のクセがあるそうなのですが、後々になって実は……と知ることもあって、今回の話はそれが二人の誤解を解くきっかけになっています。
三話目で、中学生の時と同じことを繰り返しそうになった時、美月が最終的に信じたのは『自分が知っている酒井君の人となり』だったと思うのですが、そのおかげで二人の関係が拗れることなく、幸せな結末に導くことが出来ました。まあ、現実だと信じた結果裏切られることもありますが、私はハピエン主義なので……
実はこのシーン、当初のプロットでは美月がまた誤解をして、それを酒井君がなんとか誤解を解いて……みたいな展開だったのですが、それだと美月が何も成長してないなあ、あんなに誤解して信じられなかったことを後悔していて同じことを繰り返したりするかな?と今の形になりました。
こうやって書くと、めちゃくちゃ考えながら書いてる感じですが、ノリと勢いだけで書いていることも多かったりします(笑)
誤解ですれ違った辛い時代を乗り越えて、無事に初恋を幸せな両思いにすることが出来た二人には、末長く幸せであって欲しいですね😊
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
スタンプやスターなどなど、いつも本当に励みになっております。
また、次回作も読みに来ていただければ嬉しいです。
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