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死が突いた血
先生はとてもやさしいです。ぼくが文しょうをかくのがおそくて下手なのを言うと、
「これは日記だけど、自分がかきやすいように、すきなようにやってごらん。いつ先生に出してもいいからね」
といってくれました。三年生になってからはじめての日記ですが、がんばってこの日記をかいてみたいと思います。
まず大切なことから書いていきます。これは小学校のクラスでも言ったのですが、三年生になってからの目ひょうがあります。それは、いまより頭が良くなることです。なぜなら二年生のときはいちどもテストで百点をとれなかったからです。なんのテストでもいいから百点をとりたいです。
そして、これはクラスでは言ってないですが、ずっとまえからまもってるやくそくがあります。
それは、ウソをつかないことです。なぜなら、しんだお母さんがよく
「だれかをかなしませるから、ウソをついちゃダメ。」
と言っていたからです。ぼくはそれをずっと前からまもっています。これからもまもりたいです。
お母さんは色んなことをおしえてくれました。せんたくもののたたみ方とかぼくの好きなおみそしるの作り方とかです。
上手にできると頭をなでてもらいました。ぼくはそれがとてもうれしかったです。それにお母さんはいつもやさしかったです。だからおかあさんが大好きです。いまでもお母さんのへやのとびらをあけるとお母さんのにおいがするからまだ家にいる気がしちゃいます。
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