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楽楽を出たら蔵造りのメイン通りを通り越し、小路へ入ったミルク。
この小路にはお寿司屋さんがあり、お寿司屋さんの目の前は【しあわせ稲荷】があります。
以前は大きな楠木が目印だったので楠木稲荷と呼ばれていましたが
「ここのお稲荷様にお参りをしたら幸せになった」
と寿司を食べに来たお客さんに言われる様になり、6年位前にしあわせ稲荷に変えています。
なのでネットで調べると楠木稲荷としあわせ稲荷と両方出て来ますが、どちらも同じお稲荷様です。
川越の街中には小さなお稲荷様が各所に祀られています。
昔むかし、河越(現川越)に迷い込んだ白狐を町民の若者が殺してしまい、その後の河越は怪奇な現象に見舞われ「白狐の祟りじゃ」と白狐を祀った神社を建て、祈りを捧げ怪奇を治めた……のが始まりだそうです。
始まりは悲しいけれど、今はでは川越の各所にお稲荷様が祀られて市民に愛されています。
『アタイは白狐じゃ無いよ白柴だよ。
アタイも父ちゃんに抱っこされていつもお参りしてるの。
今日も美味しい物食べられる様に……ってね』🐺
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