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「君は、マネージャーになった暁には何をしたい?」
「はっ、はい。私は、誰からも認められるような、愛されるようなアイドルを、育てたいです!」
ふむふむ、と偉そうなおじさんが頷く。有名な人なのか、質問を受けた子は緊張した面持ちだ。
「うーん、そうだねぇ……君みたいな子は、他にも沢山居るんだよね」
「あ……は、はい、そうですよね……」
「うーん、合格」
「やっぱり、そうで……えっ?ご、合格?」
うん、とおじさんが頷く。
「と言うわけで。今日からよろしくね空見帆志マネージャー」
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