第2章

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第2章

家族の食卓。 母がいて父がいて、弟がいる。 皆はワイワイと楽しそうに各々食事と会話を楽しんでいた。 私も段々と話に加わりたくなって、今日こそは、と「あのね」と声を掛ける。 その瞬間、空気が凍てついた。 その場にいる誰もが口を閉ざたが、母がボソリと呟く。 「……気持ちの悪い子…」
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