【完結】仙崎部長を襲いたい💘

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仙崎部長は、隠れセクシーだと、俺は思っている。 仙崎部長は、四十八才のバリバリ仕事が出来る男前だ。 いつもパリッと着こなした趣味のいいスーツ。 磨きあげられた革靴。 整えられているのに、一房だけ額に落ちている髪。 しかし、俺をそそって仕方ないのは、笑うと出来る目尻のシワだ。 そして、何より優しすぎるところが、俺の男心をキュンとさせる。 つまり、俺の、どストライクなのだ。 申し遅れてすまん。 俺は、日本一有名な花菱銀行の新入社員、柴田賢人という。 ハッキリ言って、と、言うか、もうお分かりだと思うが、立派なゲイである。 そして、ゲイにありがちだが、身長185センチのイケメンだ。 女にモテすぎて、女が嫌になりゲイになってしまったのだ。 そんな俺が就職早々、運命の相手を見付けてしまった。 それが、仙崎部長である。 しかし、仙崎部長は、独身だが、どうみても常識的なストレートだった。 だが、俺は諦めない。 俺の全てを賭けて、仙崎部長を落としてみせる!
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