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いずれはくる事だと思っていた でも本当はこのことは墓場まで持っていくはずだった 話してしまったら大我の反応がどういう風に返ってくるのかが怖かったのは確かだった もしかしたら 「はー楽しかったぁー!ね!樹さん!」 「あぁ、なんか疲れたな。いい意味で」 「そかそかまた行こー!」 リビングでゆっくりした後俺の部屋に来てベッドに普通に入ってくる大我 「今日は疲れたしー、一緒に楽しんでくれたから俺が樹さんを甘やかすんだっへへっ一緒に寝よー。よいしょっと」 自分の部屋で仕事をしない日は必ず俺の部屋にやって来る あの怖い夢を見た以来一人で寝るのが怖いんだろう 仕事をしていても俺の部屋に来ていいと言ってるのに断固として『仕事の邪魔はしたくない』と譲らない 「…………待て、なんだこれ」 「いや、だから今日は甘えてもらうんで!」 大我が俺に腕枕してる 「…………」
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