事は密なるを以て成る 2

④

「口寂しいよな、取上げちゃったから」

「んっふ…んぐぅ…ぅんむ」

樹さんの指が俺の舌と遊んでくれている
口の中で動き回る指に夢中になる

「上手だね。涎垂らして厭らし…興奮する」

「ぁむっにゃ…ぅん…んんぬっ…ふんぬ」

「大我、誰で濡れてるか、ちゃんとわかってる？」

「ううぅん…んっぅんっ…いうひさんっんんッ!」

下の穴の入り口で舌がうねうねしてる
どこもかしこもおかしくなりそう

「そうだね」

腰を下ろされると樹さんがゴムを付ける

「ははっそんな目で見るなよ」

「んぅ…だって…」

「その時がちゃんと来たらな」

「ぅん…」

「今じゃない。わかるな？」

「ん」

頭を撫でてくれる手を持って顔をスリスリする

「可愛い…良い子」

そしてキスと同時に樹さんが入ってきた。

「んん…樹さんっ…んッ…っんぁっ…んっごめっごめんなさぃっ…うぅ…ぁっ」

「大我、大我…俺だけに集中して」

「してるっんっぅぁっﾝﾝｯっ」