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マナブの表情は暗く、
さちこはかろうじて立っているが目の焦点が合っていない。
明らかに2人の様子がおかしい…
「ダメでした…完敗です…」
マナブがうなだれて言った
「あれから帰ってまた知り合いに連絡したんですが霊視されたら一刻も早くそこから逃げろの一点張りで…
そしたらさちこがこんなになって山で倒れてて…
俺はさちこつれて遠方の知り合いの霊媒師んとこへ連れていきますのですみません…無念ですが…
戦いはもうここまでです…」
「えぇーーっ!!うそやん!
いやちょっと待ってくださいよ!
これから一体私たちどうしたら?!
祟りは?首の祟りは?
置いて行かないでくださいよ!」
「大丈夫!もうおふたりは強いはずです!元気があればなんでもできる!
〇ックスもできる!何回もできる!
チームゴーヤ!エィエィオー!
エィエィオー!!
と、妻が申しております。」
「いやいや奥さん目がイッちゃってますから!言ってませんからー!」
そしてマナブはさちこを連れて村を去っていった。
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