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その後も弟には金を無心する母からの電話があり、弟は送金。
そしたらそれから数日後、ついこの間、母から留守電があり、三千円送れと。
私は決意しました。
もう金は一円も送らないと。
私だって知り合いのいない所で真っ白の状態で店を始めて、前章で書いたような嫌がらせに合いながら、客足もまばらな店をバイトしながら守っているのです。
この春に息子も巣立ってくれて、ようやく親の責任も果たせたばかりですし。
それで私はすぐにバイト帰りに近所のスーパーで食料を買いました。
それを父の名前宛で送りました。
母の電話には、金は送らない、明日の午前中に荷物が届く、とショートメールを入れました。
私が金でなく、荷物を送った事も、両親は無視するだろうか、と思いながら。
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