エッセイ/雨雲の切れ間に光差す/2024/11/8

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話は平行線で、殆どムーの世界でしたが、とにかく年金を光熱費等を払うのに使う様にしてくれと頼み、その他の食料、日用品などは、私と弟で分担して送るから、ということでひとまず決着。 私と弟は帰宅し、それぞれ急いで自分の店の開店に。 それからしばらくして、弟から、親に食料などを送り、電話でも話した、と連絡がありました。 私も日を見て、親に電話、必要な物はないかと聞きました。 食料や日用品を送って欲しいと母は素直に応じました。 私はすぐにスーパーに行って買い込み、すぐ発送。 翌日、留守電に母から何度も、ありがとう、ありがとう、と録音が入っていました。 それで私も弟に連絡、弟もまた荷物を親に送る、と返事が来ました。 難儀ですが、親を見捨てずに済んだ事に、神様ご先祖様に感謝です。 こうして、本当に良かったと思います。 まだまだ色々あるだろうけど、弟とうまく対処して行きたいと思います。 母がありがとうと留守電に入れていたのが、前回の父のありがとうという言葉と重なって、本当に良かったと、心から思いました。 親の毒はまだまだ強いでしょうが、それに打ち勝って最後は笑って親を送りたいと思います。
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