クイズパラダイス

作問

4月28日日曜日、15時。
俺は自宅で、来週4日に開かれるクイズイベントのための問題を、『クイパラ』で作問していた。アプリ内の作問欄で編集すると、答えの単語を入力すればgoogleですぐ調べられるし、問題文も下書きとしてストックしておけば記録に残るので便利だからだ。
『ドゥマンダ』のホームページでイベントの注意事項を見ると、投稿は1人5問までで、採用は1人につき1問のみと記してある。当然すべて不採用になる可能性も高いが、最大5問作って応募しても、採用されるのは1問のみということ。当たり前だが、事前に他の参加者に自分が投稿したクイズの問題や答えを教えるなどの行為は禁止ですと、念を押して記載されていた。
ルールとしては、大会では全10問のクイズが出題され、早押しクイズが9問、最終問題のみ早押し連想クイズとなっている。早押しの9問のうち、4問が利用者投稿による問題を出題する予定だそうだ。それ以外の5問と、最終の連想の計6問は、主催者側が作成したクイズが出される。総合ポイントが最も高かった参加者が優勝、景品は商品券とオリジナルグッズが渡される。まあ詳しいルール説明は、当日の問読み担当であるめろんぱんが行ってくれるだろう。
俺は今の時点で地理に関するクイズを4問、既にホームページのクイズ募集宛に応募した。作ったのは市町村名、首都名、福岡県糸島市にある"桜井二見ヶ浦"、それにイギリスの祭りである"ホグマニー"の問題だ。神社と祭りは『クイパラ』ではジャンルが社会だが、広義では地理にも関連している。特に二見ヶ浦の白い鳥居は画像が美しいので、是非と思い作ってみた。ホグマニーはスコットランドの年越し祭で、松明を持った行列が行進し、盛大に賑(にぎ)わう。この２つを知っている人はなかなかいないと思うので、やや難問と言えるのではないだろうか。