🌳森林浴🌳

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魔王 ケルウス・サルトゥス 「水浴びをしたばかりだと言うのに… また、汚れてしまったな。」 返り血を浴びてる、ケルウス様が 空を見上げながら両手を広げると そこにだけ、スコールが降ってきて ついた汚れがザザーッと綺麗に洗い流された。 あたし チェルシエ・クラディス 「わあ…す、すごい…」 そのあと、ケルウス様は 何事も無かったように、あたしのそばに寄って 再び手を、そっと繋いでくれた… 魔王 ケルウス・サルトゥス 「すまないな、見苦しいところを見せた お詫びといっては、なんなのだが… 美しい滝が至近距離で見れる所に連れていこう。 今度は、もう少し 勇者達の気配に集中しながらな。」 あたしは、小さく頷き ケルウス様に手を繋がれたまま 今度は木々も、あまり動かず道を進んでいく。 さっきの、ケルウス様の攻撃… あんな技を使うとは、知らなかったなあ…{汗 たとえ、仮にこのヒトを見つけても 倒せなかったかもしれない… てか…あたしも即死、だったかも…{汗 あたし チェルシエ・クラディス 「ご、ごくり…」 ふと、立ち止まったケルウス様 斜め上…横から顔を覗きこまれ、ドキッとする。 魔王 ケルウス・サルトゥス 「どうしたのだ?顔色が悪いようだが。」 っ!? あたし チェルシエ・クラディス 「ぁ、す…すみません! 少しだけ、考え事をしていて…」 ケルウス様は、柔らかく微笑む。
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