『君だけのために』

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『元晴ーーー‼︎‼︎どこだあぁぁぁーー‼︎‼︎』  マイク越しの大音量。バンドメンバーの叫びで甘い雰囲気が一気に吹き飛ぶ。 「あ、やべ。出番だ‼︎」  慌てて靴に履き替えて、2人で手を繋いで走り出す。 「なぁ、一緒に歌わない?」 「え⁈」 「歌うの、好きだろ?」  もうチャンスは逃したくない… 「大好きだよ‼︎」  彼と一緒にステージから見た景色。  私は多分、一生忘れないと思う。 END
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