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猛毒ヒュドラ?!
緊急警報がなる。カンカンと鐘がなり、アナウンスが流れる。
「魔獣警報!!魔獣警報!!魔獣生物、ヒュドラと判明!!各冒険者たちは、ギルドに集合せよ!!」
まただ!!なんで、こうトラブルが起こるんだよ!!
いつか、神様に怒鳴ってやる!!
僕達は、旅館に戻り、装備を整える。バーロー街ギルドに、急いで向かう。
この街の冒険者達が集まり、作戦会議をする。
「ヒュドラだって?そんな化け物に勝てねえよ?!時間稼ぎは出来るが、ヤツを倒すには、火力が足りねぇよ?!」
僕は、冒険者達に聞いた。
ヒュドラとは、猛毒をもった、触れただけで、毒に侵される、ドラゴンの亜種らしい。
ダメージを与えても、傷はすぐさま、治る。
だから、爆弾で、一気に倒すのがいいらしい。
僕は、スルガを見る。やる気満々だ。ギルド職員と冒険者達に、僕は伝えた。
「ウチのメンバーに、リンガ帝国で悪名の爆発娘がいます!!彼女です!!スルガ!!今回の作戦は、君にかかっているよ?頼んだよ!!」
冒険者達が、ざわつく。
「リンガ帝国には、狂った爆弾魔がいると聞いたけど、きみなのか?」
「頭のおかしい爆弾魔って、本当なの?」
酷い言われようだ。
スルガは泣きそうな表情から、怒りの表情になり、怒鳴る。
「頭がおかしいと言うなら、今、ここで、爆破するよ?!」
呪文を唱え始めた。僕が止める。
「あとで、しばくといいから。とりあえず、我慢してください!!」
そして、ヒュドラ退治を決行する。
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