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割に合わんことはせぇへんことにした
自分より後に入ってきた子が、自分より先に昇給した。それが正当な理由なら文句は言わん。
せやないから、こっちはブチ切れとるねん。
そんな訳で、割に合わんことはせんことにした。
上司に怒られようが、その上司がそのまた上司に怒られようが知らん。
どうせ、ワレの保身しか考えてへん癖に。
「会社の利益が上がるように頑張ろう。」
なんかいう気持ち一切なくさせてくれてどうもおおきに。
心配するな。顧客に迷惑掛けるようなことはせん。
自分が理不尽な思いをしたからとて、同僚を傷つけることをするつもりもない。
ただ、この会社に尽くそうという気持ちは一切ないだけ。
あ、せや。
誰や知らんけど、カップ麺に湯を入れようとしたんやろうが、給湯器の下に乾燥した麺と具が散らばっとったん拾うてほかしといたったで。
行儀悪いな。これだけ床に落ちとったら、気づくやろ。
ワレで片づけとかんかい。
女子トイレの洗面所の鏡に水飛ばしたまんまの奴。
拭いといたったで。
ワレの家でもこうなんか。よそやから何やってもええと思うてんのか。
はぁ~~~~~~。
どいつもこいつも上等すぎて、溜息しか出ぇへんわ。
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