第52回 我孫子編①

1/1
25人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ

第52回 我孫子編①

 お待たせいたしました。「ちばはよいとこ一度はおいで2」です。  本棚登録、ありがとうございます。これからも、「ちば」を、「ちばよい」を、よろしくお願いいたします。(笑) 「駅そば超有名・白樺派・手賀沼の街・我孫子(あびこ)①」  我孫子(あびこ)って、ちば人でない人、読めますか?(笑)  読めないですよね。ちばは何故か?知らないけれど、難読漢字地名が多いのですよ。 木下とか読めますか?「きおろし」って読むのですよ。下総松崎って読めますか?「しもうさまんざき」。安食「あじき」とか。(笑)(みんな、成田支線の駅!) 本当に難読地名が多い。歴史があるのかなあ。  あと、語らせて下さい。実際には、柏編、松戸編で触れればよかったのかも知れませんが、常磐線の中距離普通電車、快速電車に「グリーン車」がついてから久しく時が経ちますが、これ、いろいろあったのですよ。 何の話か?というと、実をいうとこれは、千葉県北西部県民、埼玉県民、群馬県民、栃木県民、茨城県民の方々にも関係のある話なのです。 と、言うのも、昔から歴史、人気のある湘南電車に優等車両があったのは有名ですが、問題は横須賀線と総武線快速が、直通運転を始めた1980年ころの話なのです。 横須賀線にグリーン車がついていたのですが、直通運転により、ちばには今から40年以上前から、特急、急行でもないのに、普通グリーン車が内房線君津、外房線上総一ノ宮、総武本線、成田線成田、成田空港までなんと走っていたのです。  当時から、グリーン車料金800円もしていたので、ガラガラだったのですが、これが千葉県北西部、埼玉、群馬、栃木、茨城県民の方々から、素朴な疑問が出たのです。 なんでちばには、普通グリーン車が40年以上前から走っているのに、わが県には走っていないのだと?! それで、高崎線、宇都宮線(東北本線)、常磐線にも、グリーン車がついたのですよね。今度は、中央線、山梨県大月駅までグリーン車行きますが。 だから、これで、関東地方のグリーン車の問題は、解決しました。あくまでも参考として書いておきます。 (今は各県値下げしたのでグリーン車大人気です。18切符でもグリーン券買えば乗車できます)  さてさて、我孫子と言ったら、この食べ物を紹介しなくてはなりません。ザ! 「ビックな唐揚げの入ったそば!」(笑) ed8ee866-c18d-40b3-a316-681dfc341a4d です。わざわざ、このおそばの為に、関西から来られる方もいらっしゃるくらいです。我孫子の名物です。値段もリーズナブルです。  我孫子と言ったら、もちろん、 「手賀沼」(てがぬま) 832f6e17-0329-46d8-9c11-05c62e8c4286 なので、ウナギも有名なのですが、あえてここでは、このおそばを取り上げておきます。 何しろ、あの画家の「山下清」さんも、ここで働いていたくらいだからです。  ビックリ!なのは、1990年代後半くらいから、女性は入りにくかった「立ち食いそば」でしたが、若い女性のお客様が増え出し、今では地元の女子高生も、立ち食い平気で食べています。(笑)  そりゃそうだよな。安くて美味しければ、老若男女関係ないわな。(笑)とてもいい傾向です。これはお知らせしときます。  さてさて、この「我孫子」は、ちばの北西部に位置し、お隣は茨城県さんです。利根川渡ればすぐに、茨城の取手です。  利根川の関係上、手賀沼という湖がありまして、この湖が東西に横長くあるのですが、我孫子もこの手賀沼に沿って、東西に長―ぽそくある、行政です。 1ae3897e-5b68-4a9a-9373-6f0d42872da0  決して、大きな自治体ではないと、思いきや!!  この、自治体はなめちゃいけないです。何しろ別名、 「北の鎌倉!」 です。山中は最初、我孫子駅を出た瞬間から、面を喰らいました。何しろ、 「上品!」 過ぎて、「お下品」な山中には、我孫子の街自体についていけないくらい、まあ「品」がある!(笑)  何でか知らないけれど、元々は水戸街道の宿場町ですが、あの!超有名な、 「白樺派!」 の、人たちの街なのです。手賀沼の景色が、風光明媚なためらしいのですが、まあ、それなら品があるわな。当時の日本の芸術・文壇界の「中心」ですよ。本当に、こういう芸術・文壇の好きな人には、お勧めの街です。武者小路実篤さん、志賀直哉さんはじめ、そうそうたる面子ですよ。  駅を出て、観光案内所みたいな場所に行った時点から、山中の「田舎臭さ」が通じないのです。(笑)  そこで買った、また我孫子のキャラ「うな吉さん」は、もちろん手賀沼で獲れる「うなぎ」と、白樺派の大先生方をモチーフにしておりますが、白樺派だけでないですからね。  当時の画壇の方々も、メチャクチャ関係あります。岸田劉生さんとか、梅原龍三郎さんとか。平気で出てきます。  詳しくは、現地に「白樺文学館」という博物館がありますので、実際に目で確かめてください。 6482f443-c3b7-4bfb-b1b5-abadbe42840e  その近くには、志賀直哉さんのお家の跡もあります。ビックリ!ですよ。こんなこと言って行ったら、この街に関してはキリがありません。 223ef647-1171-4ab6-9cca-67ce8d386ae4  なお、またまた関係あるのですが、その近くに「スポーツ界の祖」「嘉納治五郎」(かのうじごろう)先生関連のものも、凄くあります。日本のオリンピックを誘致した人ですよ。別荘の跡が、我孫子に残っており、その目の前にある白樺派の先生方も愛した、 1ca33289-154e-4939-8a39-c7d1948dc5fd 「天神坂」 というのが、これまたお洒落なのだよな。お下品な山中にはついていけなかった。(笑) b3d9f1c0-5770-499e-a51a-f2ad3008463e  まあ、きりがないです。この街に関しては。後で述べますが、皇室の方々にも、メチャクチャ関係あります。  ちょっと、山中、あることに気づいてしまいまして、この成田支線については、我孫子、印西、栄町、成田と、 「慎重」 に、取り上げていきます。どうも、ただ物ではない地域みたいです。印旛沼周辺であり、印旛沼、手賀沼は丁寧にやっていきたいと思います。 Fin
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!