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プロローグ 〜 雨の中の独り言
今年も又、そんな季節がやって来るんだ。お花見の季節かぁ〜!‥‥‥でも、何だか良く分からないけど、やっぱり‥‥辛い。
(‥‥‥そんな気がする。。。)
その日、ワタシは、自室に閉じ籠り、昔買ったCDアルバムを、その中でも一番好きな曲をリピート再生して聴いていた。
『‥‥‥駅のホームに散る花びら
‥‥‥雨に流れて 行く
‥‥‥見送りの友達に囲まれて
‥‥‥笑ってるアナタの声が
‥‥‥グングン遠くなるわ
‥‥‥いけない事ね 想い続けるなんて
‥‥‥辛い 辛い しあわせ
‥‥‥だから サヨナラ サヨナラ
‥‥‥さよならを下さい!
‥‥‥好きと 言えない‥‥‥から!
‥‥‥そう。この曲を聴いてしまうと、あの頃の記憶がダ・カーポしてしまう。好きだと言えずに、別れてしまった彼の事。
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