●向日葵のような笑顔に恋をした

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 それは、大学の夏休み。  初めての日本旅行に行くことにした。旅行の目的は、世界で一番綺麗な星空をみること。日本人の友達と一緒に行くことになっていた。  幼少期から、星空を見ることが何よりも好きだった。  図鑑、偉人伝、解説書を読み漁って、天体や宇宙の構造を調べ尽くし、天体望遠鏡で星の観察もした。知りたいという欲はそのまま続き、宇宙工学を学べる大学を選ぶほど。  この旅行に一緒に行く日本の友人は、アメリカにショートステイで来たときの知り合い。宇宙が好きという共通点は仲良くなるには十分だった。  フライトを終えて成田空港につき、友だちとの待ち合わせ前に一人で観光に行くことにした。東京駅までバスで向かい、秋葉原にいくことを決める。  観光地として有名で、なんとなく日本のポップな文化に触れるにはちょうどいい場所だから、それだけの理由だった。  秋葉原の駅にあるコインロッカーにスーツケースをしまい、そのまま街歩きを始める。  歩きながら、電気街やアニメグッズの販売店をみると、サブカルチャーに精通してるのがよくかわる。裏路地に入ってメイドカフェの客引きなども見ていった。 _____そういえば、友だちが日本語で書いてある漫画ほしいって言っていたな。
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