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I'm attracted to you
リアムの住む三鷹は、一駅だけですぐに付いた。
三鷹駅に降りて駅からすぐそばにあるスーパーマーケットに入った。私がカートと籠を用意すると、リアムが押してくれる。
こんなちっぽけなスーパーで、あんなネットの記事に載るような御曹司が買い物をしているという絵面がミスマッチで脳が混乱する。リアムから生活感を見いだせないからかもしれない。
「何を食べたいの？」
リアムは先を歩いて野菜の値段を確認している私に訪ねてきた。
「野菜をたっぷり摂取したいの。ビタミン、ミネラル、食物繊維、全然足りてないって体が言ってる！」
とりあえずで栄養補給しかしてないから、野菜が尊い存在になってる。
「＿＿＿＿＿＿スープはどうかな、栄養分も逃げないよ」
そう提案された。
「いいね、天才！そうしましょう。料理つくるの？」
「作るかな。好きな方だと思うよ」
意外な回答。作らなくても何食べてるのか気になるけど。
「そうなんだ、家に何がある？」
「野菜は……まこがほしいもの買ったほうがいいかな」
「わかった。じゃぁとりあえず欲しい物入れるね」
私は根菜類、キャベツ、ブロッコリー、パプリカとしめじをカートに入れた。
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