一章

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仕事は昼夜問わず。 昼間は射殺。俺たちはいわゆるスナイパーになる。 夜間は暗殺。大量のターゲットが相手。 ただ、夜の方が活動しやすい。 「任務だ」 ソレを受け取ると、中身だけ取り出し封筒は投げ捨てた。 「…………工場の殲滅?」 「許可ない薬を製造密売。さらに、その一式を奪って来いが内容だ」 「…………面倒なこと押し付けやがって」 「テメェ、組織に楯突く気か?」 「そんな気さらさらない。期待すんなってことだよ。奪えなかったら、今度こそ殺す気か?」 「という願望だそうだ」 「だとよ。おい、お前。死ぬ気があるなら来ればいい」
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