一章

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真咲に何かあるとなれば、途端に人が豹変する。 命令は絶対NGだ。 信用してるやつでも信用しない。 「……離せよ!」 近くに来れば来るほど声は鮮明に聞こえる。 「リーダー? 僕、メンドクサイね」 そう呟いたあと、閃光弾をぶん投げた。 「お前はそのくらいでいい」 「……本当?」 「じゃなきゃ、俺も暴れねえよ!」 銃を乱射させると、奥へ向かった。 ココが本拠地らしいな。 「あとは作戦通りにうまくいけば、こっちのもんだ」 「うん」
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