二章

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━━━深夜。 資料を元に、ターゲットを探す。 クソ、見えねぇ。どこにいる。 確か、ん? あれか? 赤色で緑色で黄色。 『準備完了したよ』 それぞれは位置に着いたな。 「あの目立ったカラーだ。散ったら、射殺しろ」 アイツらに任しといていいだろ。 フェンス越しに背を向けて、目を瞑った。 『ハンバーガーの具材が歩いてる』 『…………やめて。ふ…………。なんで笑かしにかかるの?』 『仕方ないじゃん。特徴ある色だったんだもん』 この双子めぇ。
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