一章

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━━━カチリ。 「ッチ」 このままじゃ、マズイ。 「クソッ」 狙いはターゲットただ一人。 「に誰がいる」 呼びかけに応じるのは? 『……む、無理ですよ……』 ああ、お前か。 「俺は任務中にガキに優しくなるほど出来てないんでね」 『……で、でも……』 「コレでしくったら全員殺されんぞ。いいから殺れ」 『……そ、そんな』 「それとも死にに行くか? 二択しかねえんだよ。連帯責任で死ぬか生き延びるか。外してもいい。誰かフォロー入れ」 メンドクサそうに、ソイツはため息をつきながら言う。 『……りょーかい……』
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