二章

6/14
前へ
/41ページ
次へ
「……おい、真面目にやれ」 何がハンバー……ああ、しっかりしろ俺! 『大丈夫だって。ちゃーんと、ターゲットは殺してあげるから』 「チッ。チームメイトじゃなきゃ、ぶっ殺すとこだ」 『平気だよ。人だってわかってるから』 知ったような口利きやがって。 『人かな。強いて言うなら』 コイツら……。 「ねーねー、逃げちゃうお?」 「先に言えよ!」 「きょーへー、お話してたから」 「お話してたから、じゃねえよ! 任務遂行出来なきゃ連帯責任だぞ!? バカか!」 調子狂う。特に恭介(コイツ)がいると。置いてくるわけにいかないしな。 『あーあ。コレ完っぺきにリーダーのせいだからね』 『ねぇ早く殺らなきゃ本当に逃げてくよ。今日の主役は、トマトにレタスにチーズ! ところでさぁ? 足で纏いの新人さん、まさか何もせず見てるわけないよねぇ?』
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加