二章

9/14
前へ
/41ページ
次へ
カタカタと震える音。 耳障りな音。 和輝のときは、そうでもなかった。 なぜ、人がこうも違うと不快になる? 思わず舌打ちをした。 どこまで無能なんだぁ? 「は扱えるんだろ? テメェが言ったんだろ? 銃なんか扱えるのか、どれも弱そうだって。口先だけ一丁前に吠えてんじゃねえよ。そんなやつ守るバカがどこにいる」 『な!?』 「」 ああ、掠めやがった。 逃がさねえぞ、諸共消えろ!! 今度は、胸。 バレたなら消せばいい。 見つからないうちに。 「終わった?」 「……一応な。五分後だ」
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加