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こんな組織、大嫌いだ。
ここで生きてくなら、きっと覚悟が必要になる。
んなのはわかってんだよ。
わかった上で……。
グッと唇を噛み締め、組織へと戻った。
出来るなら居座り続けるをやめてぇけどな。
俺が生きる場所はここじゃねえから。
「大丈夫?」
「何がだ」
「険しい顔してる」
ああ知らないうちにそんな顔してたか。
「考え事でもあるの?」
「……ねーよ」
「本当に?」
「……やけに俺を疑うな」
「当たり前でしょ、もう三年付き合ってるんだからね。先生の考えてることなんてお見通しだもん」
さすが俺の患者。
「戻ったか。戻って早々悪いが、任務だ。合同チームでいってもらうぞ」
「は、」
嫌な予感しかしねぇ。
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