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カタカタと震えてる音。
ま、撃ち殺せってのは無理な話だな。ガキには。
けど、俺たちは……。
“殺し屋”ということで生きてんだ。
昔の生活にはもう戻れないという覚悟の元、ココにいる。
『…………代わりに、撃ち殺したいとこなんだけど』
「好きにしろ」
『…………小学生にそんな酷いこと言う? ねぇそこさっさと退いてくれる? 邪魔』
『ごめ、なさ……』
『……ターゲット以外に被害起きたらどうなるの?』
「殺さなきゃ問題はねえよ」
『でもアイツの周りボディーガードがたくさんいるけど?』
「正確に狙え」
『……ターゲットだけうまく狙えるかな』
━━━カチャ
『バイバーイ、クソ政治家』
━━━パンッ
『アレ即死かな?』
脳天ぶち込んだか。
気づかれないうちに、その場をあとにした。
暗殺組織。
コレが俺たちの仕事。
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