お花見

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 膨らんでいく宇宙  離れていく銀河の端と端にに立って  お互いを見送っているような  吸い込んだ空気で肺が膨らんで吐くのを忘れたときみたいな苦しさを隠して  今僕は君と桜の木の下を歩いている
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