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「ですから、身長160cm代後半の、気弱な山田●介似の童顔童貞イケメンケモミミ奴隷君と一緒に、奴隷制度をぶっ潰すための旅に出ます」
「山田●介似のイケメンが女性経験ないわけないだろ!」
「くっ……では女性経験が少ない、でも可とします」
「違う!そうじゃない。じゃなくて、困る! 奴隷制度がなくなったら国が成り立たなくなる!」
「そうですね! それじゃあ、革命を起こして国王をぶっ殺します!」
「わしを殺すな!」
「民主主義を国民の手に取り戻すのです!」
彼女は笑顔でガッツポーズをする。
「そうじゃなくて……、この世界のあり方を変えずに、この世界を救ってほしいのじゃ」
「えー。でも、制度そのものが変わらなければ、また同じことを繰り返すと思いますよ」
「分かったような口を聞きやがって」
「というか、世界を変えるな己を変えろ。という物語はもう流行らないと思います。時代は革命とヒューマニズムです! 奴隷を解放し、国王と貴族を殺して民主主義国を作り、国民に自由と平等を取り戻しましょう!」
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