飾り気のない日【柊side】

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青い空気が澄んだ冬の空が 心地よくて 大きく背伸びをすると 篤も挨拶を済ませて立ち上がり 私の手を握った 「よし行くか」 帰る前に霊園の土手にある柊の木を見にった 「おっ花咲いてんじゃん!」 「本当だ」 そういうと握った手をさらに強く握った 「一緒に見れてよかった。 来年もその次も 毎年ずっとみにこよう」 「うん」
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