飾り気のない日【柊side】

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「そういえば。もうすぐ篤のお誕生日だね」 「あぁよく知ってるね?」 「それは探す前に全部インプットしたから」 「お前AIみたいだったもんね?」 私の頭をくしゃくしゃにする 彼の手を両手で掴んで聞いた 「プレゼント何が欲しい?」 「じゃあ、またエロい下着着て」 「もう。そういうんじゃなくて」 今日もあなたの好きなところで溢れて バカな会話をしていても愛おしい 急に彼が真剣な顔をして私の頬を撫でたので トクンっと音を立てて一気に鼓動が高まった
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