42人が本棚に入れています
本棚に追加
「柊。返事はOKなら「はい」だよ」
「・・・はい」
返事をした瞬間ふわっと抱きしめて
柊の木の隣で
キスをくれた
今まで生きてきた
苦しさも悲しみも
全部、彼と出会うために起きた必然なら
私はそれすら愛することができた
涙が出てきて止まらなくなった私に
篤が囁く
「嬉しなきならいっぱい流していいよ
悲しい涙は俺が全部拭ってあげるから
お前がいなきゃ俺は幸せになれない
だから一緒に幸せになろう」
「はい」
最初のコメントを投稿しよう!