【最終話】ヒイラギ【篤side】

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【最終話】ヒイラギ【篤side】

「篤ぃ。僕・・・喉渇いちゃった。 みんなで一緒にジュース飲めたら、嬉しいなぁ」 結婚して7年たったある日 萌え袖をして目を大きな潤ませて 俺の右腕を掴んで 見上げる工藤家の次男ルイを見下す ・・・顔はいいとこどりの純だが、 こいつのあざとさはエミそのものだな (仕方ない・・・買ってやるか) そう思った時に反対側から厳しい声がする 「るい!働かざるもの食うべからず! 今日は、お祖父様のお手伝いするんだから それが終わってからにしなさい」 我が娘ながら厳しいと思いながら 俺の顔にそっくりな音色(ねいろ)が注意する
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