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第二話 引っ越してどうするの?
まぁ売ってどこかに越してもいいとかは前話してたけどここから離れてどこか行くあてがあるの? って。
「思ったけどミナくんの実家のマンションに越してもよかったかもね」
「あ、それもあったかも。そこそこ広かったし」
「そうよね、あそこの台所広かったからいいなぁと」
「そう! グリルもめっちゃ高機能……」
とやはり僕らは料理が好きだからそっちに話題がいってしまった。それで2人目を合わせて笑っちゃった。
「でも引っ越し大変だしね、お金も時間もかかるし。ここでも十分よね」
「うんうん。引っ越し作業してる時間あったら李仁とこうしてぎゅーっとしてたい」
「そーぉ? 作業してる時もお父さんたち見てない時にキスしてきたのは誰?」
「だって、あの時の前日ラブラブできなかったから……」
チュッチュと頬にキスをしてくる李仁。これはもうイチャイチャスイッチ入っちゃってる僕ら。
「バレてたかな? 流石にキス止まりだったけどさ」
「……さあ。てかあの家でラブラブしたの久しぶりすぎて」
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