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竜王ガレオン?!
魔王軍をみる。2メートルある、トカゲ人間ばかりだ。1000匹をくらいいた。見事な隊列だ。
1番奥に、デカい男がいた。あれがガレオンかな?
仲間の3人をみる。
スルガは、元気よく、言う。
「わっしが全部倒すよ!!」
メリーさんが、笑う。
「死んだら、あたしの仲間が増えますね~!!」
お前、不吉なこと言うな。
対して、ヘルダーラントは、いつもとなんか、違う。そわそわしている。
元魔王軍として、戦うのが嫌なのだろうか?
僕は、ヘルダーラントに言う。
「ヘルダーラント。嫌なら、避難誘導にまわるかい?」
ヘルダーラントが、驚愕なことを言う。
「り、竜王、ガレオン、わ、我のおじいちゃん」
えっ?今、なんて?冒険者達も止まる。彼女を見ながら、今、なんて?
「だ、だから、わ、我のおじいちゃん!!」
みな、えっ~~~!!!!と驚く。
拳獣王クロスダイに、続き、今度は、おじいさんかよ!戦いづらいな?!
この子の一族、みな、武道家ばかりだ。
九十九達は、先に出発していた。
僕らに、任せれば、良かったのでは?
人選ミスだ。
ヘルダーラントに聞く。
「ガレオンはどんな人?」
ヘルダーラントは答える。
「し、質実剛健。ま、曲がったこと嫌い。武器は、拳。ま、魔王軍の中で、1番上司にしたいランキング1位の魔族と言われている」
えっ!マジか!嘘だろ?エイプリルフールだと思いたい!
そして、魔王軍が攻めてきた。
畜生、失敗したな?!あとで、ヘルダーラントを、涙目にしてやる!
一気にトカゲ人間が攻めてくる。僕らは迎撃をする。
僕は、ナタと弓矢で、倒していく。
自慢じゃないが、接近戦は得意だ。殺すのに躊躇いはない。
数が多い。僕は、スルガに頼む。
「スルガ!こいつ等、まとめるから、そこに、爆発魔法を撃ってください!」
「分かった!!けど、どうやって?!」
メリーさんに指示する。
「ポルターガイストでありったけ集めて、こいつ等まとめてください!」
「分かったぜ。兄貴!!」
隊列組んだ、トカゲ人間達が、一気に集まる。バラけた、奴らは、処分した。
気持ち悪いくらい、集まった。
魚の餌のゴカイを思い出す。250匹か、300匹くらい集めた。
そして、タイミングを合わせ、怒鳴る。
「今です!!撃ってください!!!!」
スルガは、ニコリと笑い、呪文を唱え終えた。
「喰らえ!!マジアボム!!!!」
ピカッ!!ドカ〜ン!!!!
凄まじい威力だった。前より、威力が上がっていた。
激戦区の中央だったので、敵に甚大なダメージを与えた。
生きてるのが不思議だ。
トカゲ人間達が、かなり、いや、すげぇ減った。1000匹が、一気に100いくかいかないかくらい減った。そして、残党狩りを開始した。
僕達は、先行した、九十九達に会いに行くことにした。
スルガの魔法、MPをメリーさんが補充させて、彼らに向かう。
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