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「垢抜けたって…それ喜んで良いのかな?…………あっ、眞知子もその服似合ってるよ!やっぱり足長い人ってパンツ似合うよね。良いなぁカッコよくて」
「羅夢は足短いもんな」
「何ですって?」
じろっと高橋が睨むと「あはは!」と眞知子は笑った。
「ごめんごめん。女子は背が低い方が絶対可愛いって言いたかったんだよ。怒るなって」
「もう…」
「…………んで、話し戻るんだけど」
ん? 箸を止めて高橋は隣の眞知子を見た。
「その、今うちらの間で話題の中心になってる佐藤さん……、ぶっちゃけどうよ?」
「は?何が?」
「だ〜か〜らぁ…かっこいいの?って」
「……」頼んでもないのに頭の中に現れた佐藤の姿を思い出して高橋は「はぁ!?」と顔を歪ませた。
「誰が!?佐藤が!?ないない、全然かっこよくないっ!」
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