貴方の悪夢引き受けます

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「その警察の人と友達なんですか?」 「全然」佐藤は笑った。 「え、仲悪いんですか?」 「僕が一方的に警察を嫌っているだけです」 「答えになってないんですが?」 「……あちらは…さて、どうなんでしょうね?ふふっ、全く分かりません。ですがいつか一度だけ二人でコーヒーを飲んだ事があります。それはそれはまぁ二人で笑顔のまま不機嫌にね」 「あの…」 「あの時のコーヒーはとても不味かった。あぁ でも 相手が帰宅して一人になって食べたチーズケーキは美味しかったですよ。僕やっぱりお菓子作りも上手みたいなんです。あっ、そろそろ焼き上がる頃なので この後 家で食べていきませんか?」 人の話しを無視して勝手に喋りやがって…しかも何言ってるか全然分からないし…。高橋はため息ついた。 「チーズケーキ、美味しくなかったらすぐ帰りますからね」 「は〜い!では行きましょう!ミケもおいで」 「にゃあ!」 「あっ、ところで高橋さん」玄関の手前で何かを思い出して佐藤は振り向いた。
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