大魔法学園へ編入

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大魔法学園へ編入

「今戻ったぞ。まずレイには職を用意しようとしたんだが、周りの奴らに大魔法学園へ行かせるように言われた」    大魔法学園?  なんのことだか、さっぱり分からない。   「大魔法学園について説明すると、魔力を持つ者が世界各地から集まるのだ。そして魔力の潜在量で持つ杖の色が変わる様になっている」    世界各地から集まるほど有名らしい、しかも杖の色まで変わるのか。   「魔力測定水晶で杖とクラスが決められる様になっている。毎年大体二千人ほどの新入生がいて、測定日は人で溢れるほどだ。まぁ説明は以上だな」    意外と説明が多かった、それにしても僕って魔力あるのかな? 「一応お前には編入という形で入ってもらう。今から大魔法学園に行くぞ、着いてこい」 「わかりました」  薄暗くて魔王の城の様な建物だな、ここが大魔法学園なのか。 「着いたぞ、今から魔力測定水晶で測る……手を伸ばせ」    魔力の潜在量が低くありませんように…… 「はい、伸ばしました」  ……25,000……? 魔力の潜在量はどれだけ多いんだろう? 「ずいぶんと魔力量が高いな。普通は、15000が多いのだが」    杖『紫』……クラス1ーA…… 「最高クラスじゃないか。この学園は寮生活だ。お前の寮内の部屋は……ここだな」 「ねぇ君 レビィと同じ部屋なんだね。よろしく」   仮面をしている青い髪の子が話しかけてきた。  なんだろう?急に話しかけてきて。
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