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「無理だと思ったらやめていいからね。あと、もっと綺麗に洗ってからね」
誠さんは自分でペニスを洗いだした。それも僕がやりたかったのに。
シャワーで泡を流し、両手で竿を掴んで支える。亀頭にチュッとキスをするとペニスがピクリと反応した。
「誠さん、元気です!」
見上げると気恥ずかしそうに笑われた。あれ? いつもかっこいい誠さんがなんか可愛い。
「恥ずかしいからあまりこっち見ないで」
目を大きな手で覆われてしまった。恥ずかしがっているのを見るのが好き、って誠さんの気持ちが分かった。僕も恥ずかしがってる誠さん見たい。咥えたら見られるかな?
下を向くと、目を隠していた手が僕の頭を撫でる。誠さんに撫でられるの好き。
僕の手の中で固くなって脈打つペニスを大きな口を開けて咥えた。当然口内に全てを招き入れる事なんて出来なくて、入らなかった分は利き手で握った。反対の手は根本を支える。
こっからどうしよう。いつも誠さんにどうやられてたっけ? 気持ちがいい事しか思い出せないから、自分でどうにかするしかない。
ゆっくりと頭を上下に振る。手も一緒に動かした。
「んっ」
誠さんから鼻から抜けた甘い声が聞こえた。これでいいのかな? 手も口もスピードを上げる。夢中で扱いていると溢れでた唾液とカウパーでグチュグチュと淫靡な音色が浴室内に響いた。
どんどん湧き出るカウパーと熱く脈打つペニス。時々聞こえる誠さんの息遣いに舐めてるだけなのに、僕も気持ち良くなってきた。
「遥君、気持ちいいよ」
ずっと優しい手つきで頭を撫でてくれている。頭を撫でられると心がポカポカして気持ちいいし、ペニスが上顎に擦れるとゾクゾクとして気持ちいい。
どっちの気持ちいいも大好きだから、一心不乱に奉仕する。
「そろそろ口を離して、出そうだから」
咥えたまま首を横に振る。口に出されたい。
今まで以上に激しく吸って手で扱く。
「ダメ、あっ、でる、んっ」
誠さんが小さく呻いて射精した。
強い力で引き剥がされてしまう。口の中に出してもらえなかったけど、熱い精液を顔で受け止めた。
「ごめん! 目に入らなかった? すぐ流すね」
「目には入ってないと思います。でも、開けられません」
「本当にごめんね、顔に掛けて」
誠さんはシャワーで、顔にベッタリ付いていた精液を洗い流してくれた。
「大丈夫です。次は口に出してください」
誠さんは目を剥く。
「えっ? いいの? また舐めてくれるの?」
「させてください」
頭をポンポンされた。誠さんは照れくさそうに笑う。
「湯船に浸かろうか」
「はい」
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