異種接近交遊 Part.3『刺激』

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「逆にライは……子供欲しいとか、ないの?」 「うーん……僕も、いまは特に。というか、僕自身、子供みたいだし。 僕、秋良さん好きになってから、アホ度が増した気がしますしね」 「……ごめん、否定してあげられない」 「えー、そこは否定するトコですよー?」 わざとらしい、少し怒ったような口調で言ったライの指先が、チュニックブラウスのすそからもぐりこんでくる。空いた一方の手が、私のあごをつかんだ。 「……んっ……」 「……結論は、急がなくても大丈夫ですよ? 地球人同士と違って、いろいろ方法はありますから。 それより」 私の唇を奪った唇が、吐息と共にささやく。 「付けなくても、大丈夫な日も計算してもらって……。 今日、その日に当たりますけど、どうします? 本来の僕の身体と、シてみます……?」 押しつけられる身体の熱さと、下着の上からなぞられる指の動き。何度も重ねてきた情欲の行方を知る私の奥が、うずく。 「ね、秋良さん……?」 その声に宿る響きだけで、とろりと溶け出す、心と身体。欲しがる本能とは真逆の理性が、自己防衛の言葉を放つ。 「痛いの……ヤなんだけど……」 「ああ……そこ、心配ですよね? でも、大丈夫みたいですよ? と、いうか───」
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