消毒、してくんない?

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*** -----------ガチャ 慣れた手つきで理乃の家の鍵を開けると。 「理乃!来たよ!大丈夫?」 私はそう言いながら、慌ててリビングに向かった。 そして........................... 「ん。まじ無理限界。綾乃。 いつも通り、消毒、してくんない?」 理乃はそう言うなり、 私の返事を待たずに、腕を引っ張って。 ──────ギュッ と、あっという間に抱きしめてしまった。 「〜〜っ、理乃、顔色悪いよ?」 もう何回も抱きしめられてるのに慣れなくて。 最初はドキッとしてしまう。 だけどそれよりも、理乃の体調の方が心配で。 理乃の腕の中から、 顔を見上げて理乃の頬に手を伸ばすと。 「うん。そりゃ、ね 触りたくもない女の子達と密着してるから」 相変わらず、素直に言ってくる理乃。
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