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「冗談じゃねぇ、本気」
私のために傘捨てるとか、
頭のネジ何本か取れてそうなレベルでやばいのに。
「〜〜っ、ほんとに、すき、なの?」
〝好き〟って言葉がすごく嬉しくて。
利樹を見上げてそう問いかけると。
「うん。今すぐキス出来そうなレベルで好き」
顔から火が出そうなことを、
平然とした顔で、言う利樹。
私もハッキリ言いたいけど、
利樹までのことは言えないから............
「〜〜っ、ぅ、それは急には、むり、
でも、私も、利樹のこと、すき、だよ」
私の精一杯の言葉で、利樹に気持ちをを伝えた。
すると..............................
──────ギュッと、
私を、暖かい腕の中に閉じ込める利樹。
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