1. みじめなお花見と、『花見』
1/4
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
1. みじめなお花見と、『花見』
満開の桜につられて誰もが笑顔をほころばせるなか、私だけが下を向いていた。 足元に積もる花びらは多くの人に踏みつぶされて、薄ピンクというより茶色に近い。 (今の私みたい。
咲茉
(
えま
)
なんて、名前に咲の字が入ってるくせに) ふと浮かんだ心の声に、メンタルが地を這ってるなと自覚した。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!