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「お断りします」
「即答!?」
尊大な言い分を遮られ涙目のガスパールに、カーリィは告げる。
「あなたが国を憂いでることは認めます。
その気高き志も尊敬に値するものです……
でも私は、簡単に人を囮に……人の命を簡単に切り捨てるあなたを王と認めることは決してありません!」
圧倒され、尻もちをついてしまうガスパールに宣言するカーリィだが……
『格好つけているようで悪いが、この男は見逃してもらいたくていい加減なことを言っているだけだぞ……
実際、こいつの言動は支離滅裂だ……』
と、ラーヴィは呆れていた……
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