後書きという長い言い訳

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 尚、ここから先は本編のネタバレも少し含みますので、後書きから読まれた方(たぶんいないと思われますが)はご注意の程を……  今回、「TRPGを思い出しながら書いた剣と魔法のファンタジー」としましたが、同時に、「当時はルールやらシナリオやらのしがらみで作りたくとも作れなかったキャラクターを描きたい」と思い立ったこともあり、ある意味では〈ゴンドア英雄譚〉とは違うベクトルで好き放題、色々乗っけた設定にしてみました(汗  まず、外せないのは[鎧]……特に板金甲冑……  〈~モミジブライ〉でも十分出てきてはおりますが、ゴンドア大陸の主力はあくまで〈鉄甲騎〉、すなわち巨大ロボなので、甲冑を主役に置いた物語が書きたいと常々思っておりました……  そして、〈ゴンドア英雄譚〉で外した要素である[多碗]……  読んで字のごとく「腕いっぱい」ですが(汗、〈さらしば〉掲載の修羅子とは違ったアプローチがしたいと思い、「腕をファンネルみたいに浮かばせてみよう」と、考えました。  こうすれば、「そんないっぱいの腕、どうやって胴体にくっついているの?」という根本的な疑問も解消できます(笑  武器そのものが空中を飛び回るのはその副産物だったりします……
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