最後の新学期、2度目の新生活

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チクショー、ヒラヒラして落ち着かない。 女子はこんな服装よく平気で着られるな…… 女子の皆さん、スカートめくれた時パンツ見ようとしてすみませんでした!!こんな恥ずかしい服着れねえ!! ゲームでもして心を落ち着けるか。 オロミド○でも狩猟して心を落ち着けよう。そうしよう。 あ、あれ?コントローラー、でかくね? いや、違う。コントローラーがでかいのではない。俺の手が……俺自身がちっちゃくなってるんだ!最早ハンドというかおてて。オロミド○どころかリオレイ○も倒せるか怪しいぞ…… いや、これはもうダメだ。よっしゃ、星の○ービィでもやるか。コントローラーを手にフィットさせる為に最高のゲームだ。 よしよし、だいぶコントローラーが馴染んできた。 夜まで時間がかかったからお腹が空いてきた。 今日はまだ母上がいるから晩御飯は作ってくれてるはず 「ひかる、今日のご飯はカラーレイスよ!」 色付きの幽霊(カラーレイス)……? ツッコミ待ちなのかな。 仕方がないのでリビングに向かい、席につく。 すでにカレーライスが出来上がっており美味しそうな香りが漂っている。 俺の前に少量のカレーライスが置かれる。 「あ、あの母上……これじゃあ少n」 「ふふふ、それはどうかしら?多分『多いよカーチャン!』といって残すに違いないわ」 母上の発言に疑問を持ちながらカレーライスを口に運ぶ。うーん、少し辛いってだけで何も変わらない。 こんな量あっという間にペロリ完食できるわ。 と思ったが8割くらい食ったあたりで腹部に違和感を感じた。 いや、違うッこれは違和感ではないッ!満腹感だ!バカな!この程度のカレーライスのどこにそんな質量がッ……まさか 「ようやく気付いたようだな。お前のその身体は!身長だけが小さくなったわけではないのだァーッ!!各種臓器も身体の大きさに合わせて縮小しているッッ!それ故にお前はそのカレーライスを完食することなど出来ないッ!だからこそこの光代は多めによそっただーーッ!!」 そこまで見通していた……だと。
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